2007年2月11日日曜日

2■la hacienda Viseca

2■アルゲダスの最初の短編集は1935年に刊行された『水』(Agua)である。文庫本くらいの小さな本で、3っの短編を収録されていた。表題作「水」のほかに「ワルマ・クヤイ」("Warma kuyay")と「小学生たち」("Los escoleros")。表題作には次のような献辞が冒頭に掲げられている。Visecaの農場での日々が、アルゲダスにとってどれほど大事であったのかがわかる。

A los comuneros y "lacayos" de la hacienda Viseca con quienes temblé de frío en los regadíos nocturnos y bailé en carnavales, borracho de alegría, al compás de la tinya y de la flauta.

ビセカ農場の村人や使用人にささげる。私は彼らと灌漑作業でいっしょに寒さにふるえ、カルナバル(謝肉祭)では、小太鼓や縦笛のしらべを耳にしながら、よろこびに酔いしれていっしょに踊った。